Active DirectoryとEntra IDのバックアップ/リカバリを単一のコンソールと共通のインターフェイスで制御し、トレーニングと管理のコストを削減します。
実際の影響と保護
極端なリカバリ措置の防止
リカバリの際に直面する課題の顕著な例として、深刻なサイバー攻撃を受けたある世界的な大手海運会社を挙げることができます。インシデント発生後、この組織は、攻撃の影響を受けなかったオフラインのActive Directoryサーバを回収するために、チームメンバーを別の大陸まで派遣しなければなりませんでした。Disaster Recovery for Identityを使用すれば、拠点が世界のどこにあっても、どこからでも集中管理とリカバリが可能なため、そのような極端な対策は不要です。
評判を守る
ダウンタイムが長引くと、経済的な影響だけでなく、組織の評判に傷が付くことがあります。システムが停止している時間が長ければ長いほど、メディアや顧客からネガティブな注目を集める可能性が高くなります。Disaster Recovery for Identityは、業務を迅速に復元するだけでなく、インシデントの影響を最小限に抑えることで組織の評判を守ることにも役立ちます。
Questの統合IDクラウドプラットフォーム上に構築
Disaster Recovery for Identityは、Questの統合IDクラウドプラットフォーム上に構築されています。これまでに100ペタバイトのデータを移行し、12ヶ月間で370億以上のEntra IDオブジェクトをバックアップして、お客様がID攻撃対象領域を99 %以上削減できるように支援してきました。このプラットフォームはISO/IEC 27001、27017、および27018の認証を取得しており、受賞歴のあるグローバル・サポート・チームが24時間365日体制でサポートしています。Questは、優れたツールとリソースをオペレータが使用できるようにすることでIDセキュリティを簡素化し、大規模なトレーニングの必要性を減らしながら有効性を向上させます。