タスク自動化エンジン

仕組み:

タスク・シーケンス・エンジン

KACE Systems Deployment Applianceのタスク・シーケンス・エンジンにより、リアルタイムで各デバイスの展開作業の進捗を簡単に管理および追跡することができます。このタスク・シーケンス・エンジンは、KACE SDAサーバと展開対象のシステム間での双方向通信を可能にします。イメージの展開から再起動までと、展開後のアプリケーションのインストールなど、展開の各段階が正しいタスクシーケンスで適切に処理されていることがよく分かり、安心できます。

KACE SDAには、インベントリの評価、OSとイメージの展開、ユーザプロファイルの移行、システムの構成、アプリケーションのインストール、リカバリを行うことができる機能が搭載されているので、組織のシステムのあらゆるプロビジョニングニーズに簡単に対応できます。

KACE SDAに搭載されたタスク・スケジューラ・エンジンを使うと、展開の開始を遅らせたり、自動化したりできます。KACE SDAのタスク・シーケンス・エンジンと組み合わせて使えば、大量のデバイスへの展開を業務時間外に行うよう、簡単にスケジュール設定できます。単一デバイスまたは数百台のデバイスの自動展開をスケジュールできます。

KACE SDAタスク自動化ソフトウェアエンジンなら、Windowsタスクを簡単に自動化し、ユニキャストまたはマルチキャストの手法を使用して展開することができます。KACE SDAによって、タスクの柔軟なライブラリの構築を可能にし、ゼロタッチで提供できます。運転席にいながら、運転する必要はありません。

フィードバックエンジン

Windowsタスクを自動化しながら、KACE System Deployment Applianceに搭載されているフィードバックエンジンから、すべての展開に関する、シンプルかつ簡潔で一元化されたログ記録を取得できます。

展開を通じて、パーティションの作成、イメージの適用、インストール後のファイルのコピー、OSタスクの構成の更新など、この展開について現在スケジュールされているタスク自動化ソフトウェアの現在のすべてのデバイスとそのタスクをすべて表示できます。タスクエンジンは、展開中の各システムともリアルタイムで通信します。したがって、プロセス全体の状況を厳密に把握することができます。この双方向通信により、KACE SDAは複数回の再起動など、複雑な展開タスクも扱うことができます。

展開の完了後すぐに、展開の成功と失敗に関する情報を簡単に入手できます。失敗の正確な発生箇所を簡単に特定できるので、迅速なトラブルシューティングと解決が可能です。