Enterprise Reporter for File Storage Analysisの概要
Enterprise Reporter for File Storage Analysisは、Windowsファイルサーバやネットワーク接続ストレージ(NAS)、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)といったさまざまなデバイスにおけるストレージ容量と割り当ての分析、レポート作成、および管理を行うためのスケーラブルなソリューションです。 事前定義されたカスタマイズ可能なレポート作成ツールによって、キャパシティプランニングと移行前分析の実行、およびストレージポリシーの適用を簡単に行えます。 これにより、ストレージ要件についてプロアクティブに対応できるようになるため、IT部門の生産性が高まり、限られた予算をより効率的に活用できるようになります。
また、Enterprise Reporter Suiteを使用すれば、オンプレミス環境全体を可視化して、ハイブリッドなMicrosoft環境を全面的に保護できます。
ストレージの移行および統合プロジェクトの準備として、未使用のファイル、孤立したファイル、ストレージ使用ポリシーに違反しているファイルなどを特定し、プロジェクトの対象から除外できます。
サーバ、共有、所有ユーザ、コンテンツタイプなどを基準に、ファイル・ストレージ・リソースの割り当てと使用状況を調べます。 この情報を使用して、ポリシーの適用や部門ごとのチャージバックが行えます。
これまでの傾向と今後の予測に基づいて、将来のストレージ拡張の計画を行います。 Windowsファイルサーバおよびネットワークファイラーの空き容量が指定のレベルに達したときに、通知が行われるように設定できます。
あらゆる規模のストレージ環境に合わせて拡張できます。 収集のスケジュールをオフピーク時に設定し、データ収集がネットワークおよびサーバのパフォーマンスに及ぼす影響を最小限に抑えます。さらに、分散型の収集アーキテクチャを利用することで、負荷を分散します。
効率的で効果的なデータ分析を実行し、事前に定義されたレポートの使用や、属性を追加した新規レポートの作成を通じて、組織固有の情報ニーズを満たします。 高度なフィルタリング機能を使用して、レポートをカスタマイズできます。フォーマットも、PDF、HTML、MHT、RTF、XLS、XLSX、CSV、テキスト、画像などが選べます。
レポート作成の自動化と柔軟な配信スケジュールによって、関係者は必要なときに必要なレポートを確実に得られるようになります。
当社のソフトウェアKnowledge Portalにレポートをエクスポートすることにより、セキュリティおよびコンプライアンスに関するQuestのソリューションファミリー全体で、共通のレポート作成用インターフェイスを使用できます。
ディスク容量の要件は、インストールするEnterprise Reporterのコンポーネントごとに異なります。
大規模な環境では100 GB以上
Enterprise Reporterデータベースは、レポート作成のために収集されるすべてのデータの保存場所です。 そのため、必要なハードディスク容量は収集するデータの量に直接関連しています。 Enterprise Reporterに付属のDatabase Size Estimatorツールを使用すると、必要な容量を決定するのに役立ちます。
SQL Serverのパフォーマンスは、データのデータベーステーブルへの挿入とレポート作成のためのそのデータのクエリをサポートするために必要です。 データ収集またはレポート作成のパフォーマンスを向上させるには、SQL Serverのメモリとプロセッサーの強化を検討してください。
大規模な環境では、メモリ、プロセッサー、ハードディスク容量の要件が追加される可能性があります。 これらの要件に影響を与える多くの要因があります。 詳細については、リリースノートを参照してください。
Enterprise Reporterコンポーネントでは、次のオペレーティングシステムがサポートされています。
注意: サーバやコンソールをドメインコントローラーにインストールすることは推奨されません。
Active Directoryの検出ターゲットとして、次のActive Rolesバージョンがサポートされています。 ご使用のActive Rolesバージョンのハードウェア/ソフトウェア要件については、Active RolesのWebサイトを参照してください。
Enterprise Reporterは、次のIT Security Searchバージョンに検出情報を送信するように設定できます。 ご使用のIT Security Searchバージョンのハードウェア/ソフトウェア要件については、IT Security SearchのWebサイトを参照してください。
Enterprise Reporterデータベースでは、次のSQL Server®バージョンがサポートされています。 ご使用のSQL Serverバージョンのハードウェア/ソフトウェア要件については、Microsoft®のWebサイトを参照してください。
証明書によるSQL Server接続のSSL暗号化
Enterprise Reporterは、SQL Server®インスタンスで動作するように設定できます。 Enterprise Reporterと連動しているときの通信の安全性を確保するため、SQL Serverへの接続を介して送信されるデータを、SSL証明書を使用して暗号化することができます。
この暗号化を設定するために必要な手順は、以下の通りです。
Enterprise Reporterでは次のソフトウェアが必要です。
Active Rolesの情報を収集するには、Enterprise Reporter Configuration ManagerがインストールされているコンピューターおよびEnterprise Reporterノードがインストールされているコンピューターに以下のソフトウェアが必要です。
詳細およびインストールの手順については、『Active Roles Quick Start Guide(Active Rolesクイック・スタート・ガイド)』を参照してください。 さらに、以下の点を考慮することも必要です。
Exchange® 2007の情報を収集する場合は、さらに以下の点を考慮することも必要です。
Exchangeメールボックスのフォルダを収集する場合は、さらに以下の点を考慮することも必要です。
New- ManagementRoleAssignment–
Name: impersonationAssignmentAdministrator-
Role: ApplicationImpersonation –User:Administrator
OneDriveの情報を収集する場合は、さらに以下のソフトウェアが必要です。
注意: PowerShell 3.0とMicrosoft SharePoint Online Management Shellは、ノードマシンでOneDriveの設定を収集するために必要です。
注意: さらに、OneDriveの設定を正常に収集するには、SharePoint Onlineサービスとの間に認可された接続を確立する必要があります。 テナントに資格情報を指定できるようにするには、テナントで「LegacyAuthProtocols」の設定が有効になっている必要があります。 テナントにこれを設定するには、Microsoft SharePoint Online Management Shellを使用して、次のコマンドを実行します。 Microsoft SharePoint Online Management Shellがインストールされているいずれかのノードマシンで、このアクションを実行する必要があります。
Set-ExecutionPolicy -Scope Process -ExecutionPolicy RemoteSigned
Import-Module -Name Microsoft.Online.SharePoint.PowerShell
Connect-SPOService -Url "<full tenant name>"
Set-SPOTenant -LegacyAuthProtocolsEnable $True
Disconnect-SPOService
Azureの情報を収集する場合は、さらに以下のソフトウェアが必要です。
注意: Windows PowerShell用Microsoft Azure Active Directoryモジュールは、ノードマシンでAzureユーザの多要素認証の属性を収集するために必要です。
Enterprise Reporterのサーバとノードには、次のサービスが必要です。
検出ターゲットでコレクション用に次のサービスを有効化する必要があります。
詳細については、リリースノートを参照してください。
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