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Archive Manager

Eメールおよびメッセージングの包括的なアーカイブソフトウェア。Archive Managerは、Eメールおよびメッセージングコンテンツのアーカイブを行う、統合ソフトウェアソリューションです。高度な検索機能を使用して、Eメールシステムの取得、保持、検出、および参照を行えます。Archive Managerでは、各メッセージのインスタンスを1つだけ取得し、保持/廃棄ポリシーを個別に適用することにより、Eメールとメッセージの効率的なアーカイブを実現します。
Modernize your Microsoft infrastructure 02:06

特長

迅速な導入

ユーザのデスクトップやEメールサーバにソフトウェアをインストールする必要がないため、迅速に導入できます。

ユーザへの影響ゼロ

新規と過去のメッセージングデータを、エンドユーザに意識させることなく取得して、インデックス化します。これにより、ストレージの容量を削減できるため、メールボックスの容量制限をなくし、ヘルプデスクへの問い合わせも減らすことができます。

効率的なストレージ

シングルインスタンスの添付ファイルを、メッセージの本文やメタデータとは別に保存します。これによって長期間にわたる保管の必要性を大幅に減らすことができ、Eメールサーバのパフォーマンスを維持するためのメンテナンス作業も軽減できます。

効果的な保持機能

柔軟な保持ルールを使用して、規制条件に対するコンプライアンスを達成し、必要なメッセージのデータのみを維持できます。

効率的な検出

メッセージングデータを素早く取得して、法的要件に準拠します。分類、または後のレビューのためにデータにタグ付けすることで、検出のプロセスを高速化できます。関連性のあるメッセージングデータのみを確実にエクスポートして、分析やプレゼンテーションのために利用できます。

どこからでもアクセス

オフライン状態でも、モバイルデバイスからでも、アーカイブされたメッセージングデータへ簡単にアクセスできます。

安全なデータ共有

外部システムとシームレスに統合し、顧客管理(CRM)システムやMicrosoft Office SharePoint Serverなどのコラボレーションツールとデータを共有できます。

包括的なサポート

Microsoft Exchange Server、Microsoft Skype/Lync、Novell GroupWise、および一部のSMTPサーバを、単一のコンソールでサポートできるため、複数のアーカイブシステムを使用する必要がなくなります。

ツアー

設定コンソール
詳細なEメール検索
Eメールメッセージの表示
Eメールメッセージの履歴
Eメールメッセージのヘッダー
検索結果のエクスポート
モバイルデバイスによる検索
ログイン管理
設定コンソール

設定コンソール

Archive Managerの使用を開始するために必要な設定を行います。

仕様

Archive Manager 5.6をインストール、または同バージョンにアップグレードする前に、対象のシステムが以下のハードウェア/ソフトウェア最小要件を満たしていることを確認してください。

ハー���ウェア要件

ハードウェア要件の一覧については、ExchangeまたはGroupWise向けの『Archive Manager Installation and Configuration Guide(Archive Managerインストールおよび構成ガイド)』を参照してください。

Microsoft SQL Server 32ビットまたは64ビット版、EnterpriseまたはStandardエディション(下記のいずれか):
  • 2017
  • 2016 SP1~SP2
  • 2016
  • 2014 SP1~SP3
  • 2014
  • 2012 SP1~SP4
  • 2012
  • 2008 R2 SP1~SP3
  • 2008 R2
  • 2008 SP2~SP4

注意: SQL Serverでの互換性レベル設定がSQL Server 2008を下回らないようにしてください。

注意: Archive ManagerはTLS 1.2をサポートしており、SQL Server 2008 R2 SP3以降のバージョンに接続できます。

Archive Managerサーバのオペレーティングシステム
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2008 R2 SP1またはRTM
  • Windows Server 2008 SP2(64ビット版)
ブラウザのバージョン
  • Microsoft Internet Explorer 11、10、または9。いずれかのサーバベースのオペレーティングシステムで、強化されたセキュリティを使用する場合は、適切に動作するように、Archive Manager Webサイトを信頼済みサイトのリストに追加する必要があります。
  • Microsoft Edge
  • WindowsまたはMacintoshで稼働するFirefox(最新版)
  • WindowsまたはMacintoshで稼働するChrome(最新版)
  • Macintoshまたはモバイルデバイスで稼働するSafari
  • Androidブラウザ
外部ストレージ
  • ファイルシステム
  • NetApp SnapLock 7.2.4
  • EMC Centera 4.2.1、4.2、4.1、4.0、3.1.4
  • EMC Atmos 2.0
  • Caringo CAStor 6.5.4
  • BridgeHead HT FileStore(HDR 2.2-20を使用)、ビルド23007(廃止。アップグレードのみをサポート)
  • IBM DR-550バージョン5.4.1(バージョン5、リリース4、レベル1)
  • Hedvig Distributed Storage Platformバージョン3.7.1
Microsoft Exchange(下記のいずれか):
  • Exchange Online
  • 2019
  • 2016 CU1~CU11
  • 2016
  • 2013 CU1~CU21
  • 2013 SP1
  • 2013
  • 2010 SP3 RU5~RU22
Active Directoryサービス
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2003
Microsoft Exchange(下記のいずれか):
  • Skype for Business 2015
  • Lync 2013
  • Lync 2010
Novell GroupWise(下記のいずれか)
  • 18.1
  • 18 SP1~SP2
  • 18
  • 2014 R2 SP1~SP3
  • 2014 R2
  • 2014 SP1~SP2
  • 2014
  • 2012 SP1~SP4
  • 2012
  • 8.0.3 HP3~HP4
  • 8.0.3
  • 8.0.2

注意: Archive Managerでは、並列処理、ロードバランシング、フォールトトレランスを目的とした、クラスタ構成のGroupWiseホストシステムとの併用をサポートしていません。

NetIQ eDirectory Services
  • 9.1 SP1~SP2、9.1、9.0 SP1 - SP4、9.0(サポート対象プラットフォーム上)
  • 8.8 SP8、SP7、SP6(サポート対象プラットフォーム上)
  • 8.7.3(サポート対象プラットフォーム上)
Archive Managerサービスを運用するサーバの前提条件
  • Microsoft .NET Framework 3.5 SP1を(インストーラの実行前に)インストールしておく必要があります。
  • サポート対象のバージョンのArchive Managerサーバ・オペレーティング・システム。お使いのEメールシステムの要件が、対象のオペレーティングシステムでサポートされることをご確認ください。
  • Visual Studio 2012更新プログラム4のVisual C++ 2012再頒布可能パッケージ: vcredist_x86.exe
  • Visual C++ 2010 SP1再頒布可能パッケージ: vcredist_x86.exe
  • Microsoft .NET Framework 4.5.2
  • SQL Native Client(sqlncli.msi)。SQL Native Client 2005が必要です。SQL Native Client 2008はサポートされません。

添付ファイルのテキスト文字列検索とインデックス作成を有効化する方法: 検索とインデックス作成の対象となるファイル形式に応じて、対応するiFilterをインストールする必要があります。

  • Microsoftでは、Office 2010のファイル形式に対応するiFilterの無料パッケージをhttp://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=17062(このリリース時点での最新リンク)で提供しています。SP2はWindows Updateを介して適用するか、http://support.microsoft.com/kb/2687447でダウンロードできます。このフィルターパッケージには、docx、docm、pptx、pptm、xlsx、xlsm、xlsb、zip、one、vdx、vsd、vss、vst、vdx、vsx、vtxの各ファイル形式に対応するiFilterが含まれています。
  • 以前のバージョンのOfficeファイルに使用されていた拡張子(.doc、.rtf、.xls、.pptなど)および.txt、.htm、.htmlのファイルに対応するIFilterは、Microsoft Windowsと共にインストールされるため、既にArchive Managerサーバ上にあるはずです。通常、IFilterのインストール状況を確認し、追跡および管理するには、サードパーティ製IFilterブラウザを使用します。外部ベンダーから安価または無償で入手できるものもあります。
  • Adobeでは、PDF 32ビットIFilterを、同社が無償提供するAdobe Reader 11ソフトウェアにバンドルしています。また、PDF IFilter 64 11.0.01も別途ダウンロードとして提供しています。Adobeバージョン11 PDF IFilterまたはFoxIt IFilterの使用をお勧めします。
  • Adobe Reader Xをインストールすると、PDF IFilterがアンインストールされるため、再インストールが必要になります。詳細については、www.adobe.comを参照してください。
Archive Manager Webサイトを運用するサーバの前提条件
  • Microsoft Internet Information Services(IIS)バージョン10、8.5、8.0、7.5、または7.0。
  • Archive Manager Webサイトを正しく動作させるため、所定の役割サービスを手動で選択してWebサーバ上にインストールする必要があります。役割サービスには、HTTP共通機能、静的コンテンツ、ASP.NET、ASP、基本認証、Windows認証、IISの管理ツールとスクリプト、IIS管理コンソールが含まれます。

  • Microsoft ASP.NET(Windowsのコンポーネント、サポート対象の全バージョンのWindows)。
  • Azure Active Directory PowerShell for Graph(Office 365で作業する場合のみ): 管理者アカウントまたはArchive ManagerアプリケーションプールのIDを使用してインストールしてください。
  • PowerShell 3.0以降のバージョン。
  • API Webサービスのエンドポイントは、Windows認証または匿名認証を使用するように構成できます。匿名認証を使用する場合は、Webサービスアプリケーションによってセキュリティチェックが実行され、基本認証(プレーンテキストによるユーザパスワード認証)を使用してクライアントが認証されます。Windows認証を使用する場合は、IISによって認証が実行され、認証が試行されたという確認がWebサービスアプリケーションに提供されます。

    注意: Office 365単一の環境では、認証モードをWindows認証に変更しないでください。変更すると、オンプレミスでのWindowsのログインがArchive Managerでアーカイブされなくなります。

Archive Managerの権限とアクセス許可
  • 管理者アカウント: Archive Managerインストールプログラムを実行するときにログインに使用するアカウントです。
    • インストーラを実行するユーザは、ローカルコンピュータのほか、SQL ServerとGroupWise Serverの管理者である必要があります。
    • インストールの際に指定するアカウントにも、同じ権限が必要です。
  • サービスアカウント(デフォルトのアカウント名はArchiveMgr_Service): 設定コンソールで指定します。ディレクトリコネクタ、アラートサービス、フルテキストインデックス、フルテキスト検索、メッセージ保持サービスで使用されます。
    • アカウントには、インストーラによってArchive ManagerおよびAfterMail_TEMPデータベースへのフルアクセス権限が付与されます。
    • ADへの読み取りアクセス権限と、ストレージグループ情報を判断できるようにするためのExchange組織への読み取りアクセス権限が必要です。
    • ローカルマシンではユーザグループに属し、WebサーバではローカルのIIS_WPGグループのメンバーである必要があります。通常、これはインストーラによって行われます。
    • ArchiveManagerServiceUsersグループのメンバーになります。
  • ArchiveManagerServiceUsersグループ: サービスアカウントが属するドメイングループです。
    • インストーラはグループを使用して、Archive Managerが使用するファイルシステムの場所へ権限を適用します。
Exchange Store Managerサービスを運用するサーバの前提条件
  • Exchange OnlineのMAPIサポート:
    • Microsoft Outlook 2013 SP1(32ビット、KB3114941およびKB4022169が必要)
  • Exchange 2019または2016のMAPIサポート:
    • Microsoft Outlook 2013 SP1(32ビット、KB3114941およびKB4022169が必要)
    • Microsoft Outlook 2013(32ビット)
  • Exchange 2013または2010のMAPIサポート:
    • Microsoft Outlook 2013 SP1(32ビット、KB3114941およびKB4022169をインストール済み)
    • Microsoft Outlook 2013(32ビット)
    • Microsoft Exchange Server MAPI/CDO 1.2.1: 6.5.8320.0

重要: OfficeのアップデートプログラムKB3114816以降のバージョン(KB3114941およびKB4022169を除く)は、Outlook 2013 SP1にインストールしないでください。Microsoftのバグが原因でESMサービスがクラッシュする場合があります。

  • Exchange 2016または2013をOutlook 2013 SP1(32ビット、KB3114941とKB4022169をインストール済み)と同時に使用し、MAPI over HTTPが両方の終端で有効になっている場合、
    • ESMサービスアカウントは、エクスポートされたメールボックスに対する完全なアクセス許可が付与されている必要があります。完全なアクセス許可を付与するには、ExchangeサーバのPowerShellコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します。
    • Add-MailboxPermission -Identity <mailboxIdentity>-User <Archive Managerユーザまたはグループ> -AccessRights FullAccess -InheritanceType All -AutoMapping $false

    • MAPI Journal Data Loaderについては、ジャーナルメールボックスに対する完全なアクセス許可が、このデータ・ローダー・サービスのユーザアカウントに付与されている必要があります。
  • Exchange Store Manager(ESM)については、ESMによるメールボックスのエクスポート元となるメールストアに対するReceive AsおよびView Information Store Statusのアクセス許可が、このサービスのユーザアカウントに付与されている必要があります。
  • MAPI Journal Data Loaderについては、ジャーナルメールボックスを収容したメールストアに対するReceive AsおよびView Information Store Statusのアクセス許可が、このデータ・ローダー・サービスのユーザアカウントに付与されている必要があります。
  • 親子のドメイン構成で、子ドメインにArchive Managerをインストールする場合は、子ドメインにArchive Managerのインストール用のExchange Store Managerアカウントを作成し、親ドメインにExchange Store Managerアカウントをもう1つ作成する必要があります。
GroupWiseサービスを運用するサーバの前提条件

Novellクライアント:

  • Client for Open Enterprise Server 2 SP4、または
  • Novell Client 2 SP4 for Windows Server 2008 R2 & 2012
  • Novell Client 2 SP3 for Windows Server 2008 R2 & 2012
  • Novell Client 2 SP2 for Windows Server 2008 & 2008 R2
  • Novell Client 2 SP1 for Windows Server 2008 R2
  • Novell Client 2 SP1 for Windows Server 2008

GroupWiseクライアント:

クライアントのバージョンはサーバのバージョンと一致する必要があります。例えば、GroupWise Server 2012を使用している場合は、GroupWise Client 12.0.0を使用する必要があります。

  • 18.1.x
  • 18.0.x
  • 14.2.x
  • 14.0.x
  • 12.0.x
  • 8.0.x

    GroupWise Store Manager(GSM):

    • いずれかのGSMのインストールおよびTNEFの使用には、MAPI CDOおよびSQL Native Clientが必要です。TNEFでは、ExchangeベースのEメールシステムのメッセージを、会議への出席依頼などのリッチコンテンツを使用して処理できます。
    • GSMの運用には、それ以外の全Archive Managerサービスとは別のアカウントを使用することをお勧めします。

注意: Archive Managerでは、並列処理、ロードバランシング、フォールトトレランスを目的とした、クラスタ構成のGroupWiseホストシステムとの併用をサポートしていません。

注意: Archive Managerはe-Directoryと関連付けられたアーカイブオブジェクト(ユーザ、リソース、グループ)のみをアーカイブします。

注意: wpdomain.dbファイルと、その他の関連するファイルやフォルダにアクセスするには、ファイルの読み取り、書き込み、および実行の権限が必要です。

注意: Novellツリーを使用するには、スーパーバイザレベルのアクセス許可が必要です。

スタブ化されたメッセージを、Outlookフォームを使用して再構築するには、以下が必要です。
  • Microsoft Office 365 ProPlus、または
  • Microsoft Outlook 2019、または
  • Windows 10、8.1、8、または7 SP1で稼働する、64ビットまたは32ビットのMicrosoft Outlook 2016、または
  • Windows 10、8.1、8、または7で稼働する、64ビットまたは32ビットのMicrosoft Outlook 2013、または
  • Windows 10、8、7、またはVista SP1で稼働する、64ビットまたは32ビットのMicrosoft Outlook 2010、または
オフラインクライアントを使用するには、以下が必要です。
  • Microsoft Office 365 ProPlus
  • Microsoft Outlook 2019、または
  • Windows 10、8.1、8、または7 SP1で稼働する、64ビットまたは32ビットのMicrosoft Outlook 2016、または
  • Windows 10、8.1、8、または7で稼働する、64ビットまたは32ビットのMicrosoft Outlook 2013、または
  • Windows 10、8、7、またはVista SP1で稼働する、64ビットまたは32ビットのMicrosoft Outlook 2010、および
  • Windows Installer 3.1以降(インストール時のみ)。
  • Microsoft .NET Frameworkバージョン4.5.2および3.5 SP1。
  • Microsoft SQL Server Compact 4.0
  • Visual Studio 2010 Tools for Office Runtime
  • MSXML 6.0 SP1
Search Exporterを使用するには、以下が必要です。
  • 32ビットのMicrosoft Office 365 ProPlus、または
  • 32ビットのMicrosoft Outlook 2019、または
  • Windows 10、8.1、8、または7 SP1で稼働する、32ビットのみのMicrosoft Outlook 2016、または
  • Windows 10、8.1、8、または7で稼働する、32ビットのみのMicrosoft Outlook 2013、または
  • Windows 10、8、7、またはVista SP1で稼働する、32ビットのみのMicrosoft Outlook 2010、および
  • Windows Installer 3.1以降(インストール時のみ)。
  • Microsoft .NET Frameworkバージョン4.5.2および3.5 SP1。

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