データベース管理者は、クラウドサービス内のOracleデータベース で多くの作業を行っています。多くの人が、オンプレミスのデータ ベースに使用するのと同じツールであるQuest® Toad® for Oracle DBA Editionを使ってその作業を行っています。
しかし、一部のDBAから、クラウドデータベース、特にDBaaSに Toad for Oracle DBA Editionを使い続けることができるかどうかに ついて質問されました。クラウドサービスへの移行によって日常活 動(仕事内容)が変わっていくのを目の当たりにして、移行中と移 行後にToadが引き続き有用かどうか疑問に感じているのです。
この技術概要では、Oracleデータベースのクラウドサービスへの 広範にわたる移行でDBAが担う役割の変化について説明します。 Toad for Oracle DBA Editionが引き続きワークフローを簡素化お よび自動化し、クラウドサービス内のデータベースワークロードを 特定して調整する方法を示します。さらに、DBAがワークロードの パフォーマンスをテストして、コスト増につながる可能性のある非 効率性を特定してから、SQLの実行を最適化し、クラウドサービス の適切なレベルを見つける方法を考察します。