● 概要
長年保存していたEnterprise Vault(EV)のアーカイブデータがクラウド需要により、オンプレミスからOffice365への移行が求められています。しかしながら、EVアーカイブデータの容量はTBを越え、クライアントのOutlookには、EVショートカット、EVペンディングアイコンがあり、課題が山積しております。
Migration Manager for Email Archives(MMEA)は、これらの課題を解決できる唯一のソリューションです。
● 優位性
- Enterprise Vaultのアーカイブデータを移行する製品
Enterprise Vaultなどのサードパーティ製アーカイブデータをオンプレExchange, Office365,PSTへの移行をスムーズに実現します。また、アーカイブデータをインプレースアーカイブへ移行することも可能です。
- 独自APIを使用することによる高速な移行を実現
独自APIを使用することにより、従来よりも高速移行を実現します。また、マルチスレッド・マルチアカウントでの移行が可能であり高速な移行が可能です。
- きめ細かな機能を実装
アーカイブデータの移行だけでなく、移行元で使用していたEVの設定、ショートカット、ペンディングショートカットなどをクリーンナップする機能を実装しております。また、フィルター機能が実装しており、必要なアーカイブデータのみ移行が可能です。
- 移行状況を一元管理
一連の移行処理をWeb管理コンソールから管理できるため、少人数でプロジェクトを遂行できます。移行シナリオに沿ってワークフローを簡単に自動化することが可能です。
● オンプレExchange + Enterprise Vault からOffice 365への移行の流れ(例)
Step1. オンプレExchangeとOffice365のハイブリットを構築(Exchangeの機能)
Step2. オンプレExchangeからOffice365へメールボックスをMove(Exchangeの機能)
Step3. アーカイブデータをVault Storeからステージングエリアへエクスポート(MMEAの機能)
Step4. アーカイブデータをステージングエリアからOffice 365へインポート(MMEAの機能)
Step5. 最終同期、メールボックスからEVの設定およびショートカットのクリーアップ、
Vault Storeのメールボックスを無効化(MMEAの機能)
移行ワークフローをカスタマイズできるので、移行先をOffice365のインプレースアーカイブへ移行、EVショートカットとEVペンディングアイコンを移行元で削除するようなこともできます。