1からはじめるNetVault Backup 第18回 [新バージョン]ディザスタリカバリ用オプションVaultDR最新版リリース

このシリーズでは、定番バックアップソフトウェアNetVault Backupの最新情報を紹介していきます。

> VaultDRシリーズの最新バージョンをリリースしました

今週1月20日に以下のNetVault Backup Plug-inモジュールを新しくリリースしました。

オプション バージョン 備考
VaultDR Server 4.1.4  
VaultDR Client(VaultOS) 5.8.2 gigaOS
VaultDR Client(VaultOS) 6.1.4 WindowsPE
VaultDR Online Windows 4.1.3  
VaultDR Online Linux 4.2.5  
VaultDR for NVBU Server 4.3 gigaOS

> VaultDRとは?

VaultDRは、NetVault Backupのディザスタ・リカバリ用のオプションです。
BMR(ベアメタルリカバリ)オプションと呼ぶこともあります。
このオプションでイメージバックアップしておくと、
万が一、サーバに壊滅的な障害が発生した場合でも、迅速にそのOS環境を復旧することが可能です。

たとえばハードディスク障害などでOSが起動できない状態が発生した場合、
迅速に復旧するために、
まず正常な新品ハードディスクに交換したあと、NetVaultのVaultDR専用ブータブルCDで起動して、
イメージバックアップをリストアすれば、OSの再インストールや各種再設定をすることなく、
バックアップした状態に復旧することができます。

   

■動作イメージ

(1)VaultDR Online Windows/VaultDR Online Linuxオプションにより
WindowsマシンやLinuxマシンのOS稼働中にOSイメージをバックアップしておきます。

 (2)障害発生!
ハードディスク故障、または何らかの障害でOSが起動できないような障害が発生したとします。

(3)たとえばハードディスク故障なら新品のハードディスクに交換するとか、障害の原因を取り除いてから、
NetVault専用ブータブルCD(VaultOS)で起動します。
ネットワークなどの設定を行い、NVBUサーバと通信できるようにして、NVBUサーバに保管されているOSイメージのバックアップを丸ごとリストアします

(4)ブータブルCDをイジェクトして再起動すれば、バックアップ時点の状態でもとのOSが立ち上がります。

 

> VaultDRシリーズ最新バージョンの特長

■Windows 2012に対応

・バックアップサーバ側(VaultDRサーバ)が、Windows2012に対応しました。

・バックアップ対象側(VaultDR Online Windows)も、Windows2012に対応しました。
 ※ただし、NTFSボリュームのみ対応になります。現時点では、ReFSボリュームには対応していません。

・ブータブルCD(VaultOS)が、WindowsPE4.0ベースで作成できるようになりました。
 ※WindowsPE4.0ベースのVaultOS作成にはWindows2012またはWindows8の作成用マシンとWindows Assessment and Deployment Kit(ADK)が必要になります

■RedHat Enterprise Linux 6.3/6.4に対応

・CentOS 6.3/6.4にも対応しました

■LinuxベースのブータブルCDの刷新

・LinuxベースのブータブルCD(VaultOS)が、 GigaOS 6.4ベースになりました。
 ※GigaOS 6.4は、Red Hat Enterprise Linux 6.4をベースに作成したQUEST Software社のLinuxディストリビューションです。

 

VaultDRシリーズについては、用途に合わせたさまざまなオプションを用意しています。NetVaultバックアップサーバ自身の障害復旧用バックアップなど、オプションによっては使用上の注意・制限事項もありますので、また別の機会に、VaultDRシリーズの各オプションについて使用方法などをくわしく解説する予定です。