このシリーズでは、定番バックアップソフトウェアNetVault Backupの最新情報を紹介していきます。
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> VMwareプラグインオプションの最新バージョンをリリースしました
大変お待たせいたしました。NetVault Backup のVMware 仮想マシンバックアップ用Plug-inモジュールを新しくリリースしました。
> VMware Plugin 2.7
VMware Pluginは、NetVault BackupでVMware ESX/ESXiの仮想マシンをバックアップするオプションです。
VMware社から提供されている VADP ( vStorageAPI for Data Protection ) / VDDK (Virtual Disk Development Kit) を内蔵していますので、仮想マシンを簡単にバックアップ・リストアすることができます。
・VMware PluginにVDDK 5.5 を内蔵することにより、vSphere 5.5環境(VMware ESXi 5.5 / vCenter 5.5)に対応しました。
・なお、VMware社の仕様変更に伴い、VDDK 5.5が64ビットのみの提供になりましたので、NetVault VMware Pluginも64ビットモジュールのみのリリースになります
プラグイン | バージョン | モジュール |
VMware Plugin | 2.7 | Linux (x86 Pure64) |
VMware Plugin | 2.7 | Windows (x86-64) |
■仮想ディスク単位のバックアップに対応
・バックアップ選択タブで、仮想ディスク単位の選択ができるようになりました。
・バックアップオプションタブで、ブートディスクの除外またはデータディスクの除外を自動選択できるオプションを追加しました。
■その他
・右クリックメニューに「CBTの無効化」を追加し、仮想マシンごとにCBTの有効/無効を設定できるようになりました
・右クリックメニューに「CBTのリセット」を追加しました。
これにより、以前に失敗したCBTバックアップをリセットして、再度フルバックアップから実行できるようになりました。
・ABMの削減効果をログに記録するようになりました。
※この例では、4092MBの不要ブロックを除外しています