※この記事は、2024年9月に配信したメルマガのバックナンバーです。
こんにちは!クエスト・ソフトウェアの藤島です。
今年も暑い夏が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
最近、情報漏洩のニュースが日々報じられていますね。実は、現在の情報漏洩の80%が侵害されたIDを利用して行われていることをご存知でしょうか?この事実は、Active Directory(AD)がサイバー攻撃の主要なターゲットとなっていることを意味しています。今日はADがなぜ狙われるのか?その理由や企業がかかえる課題と対策についてお伝えします。
◆ランサムウェアの脅威はActive Directoryの陥落から
ランサムウェアは、企業のデータを暗号化し、身代金を要求する恐ろしい攻撃です。特にADは、企業のIT環境の中でユーザーアカウント、グループ、コンピュータ、リソースの管理など、システム全体のセキュリティポリシーやアクセス権限を一元管理するという役割から攻撃者にとって格好のターゲットとなっています。対するAD管理者は、ADを監査し、ユーザのアクセス権の管理や操作履歴などのログ分析、不正な設定や操作の調査を行い、ITインフラの安全に運用とセキュリティの維持を担っています。しかしADの構造や設定が複雑なため、ログ分析やサイバー攻撃、内部不正発生時の迅速な対応が難しく、高度なスキルが求められます。
このため、多くの企業がADを効率的に保護する方法を模索しています。弊社のChange Auditorは、そのニーズに応える最適なソリューションです。
Change Auditorが選ばれる理由
リアルタイムの監視: AD内での異常な変更や不正アクセスをリアルタイムで監視し、即座にアラートを発生させます。これにより、攻撃が進行する前に迅速に対処することが可能なため、ランサムウェア攻撃の影響を最小限に抑えます。
詳細な変更履歴と追跡: 誰が、いつ、どのような変更を行ったかを完全に記録し、攻撃の痕跡を追跡します。これにより、攻撃の経緯を解明し、再発防止策を講じるための貴重な情報を得ることができます。
レポート作成機能:GDPR、PCI DSS、HIPAA、SOX、FISMA/NIST、GLBAなどの法令を順守した包括的なレポートを生成できます。
ランサムウェアの脅威は、あなたのビジネスのすぐそこまで迫っています。Change Auditorの導入を検討し、ADの安全を確保するための第一歩を踏み出しませんか?
製品ページ:https://www.quest.com/jp-ja/products/change-auditor-for-active-directory/
Change Auditorに関するご質問や導入についてのご相談がございましたら、お気軽にお問合せください。
詳細な説明や導入事例のご紹介、導入サポート可能な販売代理店のご案内などお手伝いさせていただきます。(Web会議 1時間ほど)
次回は、ハイブリットMicrosoft環境(AD、Azure AD、Office 365)の監査についてお話しします。
お楽しみに!