KACE SDA サーバの構成方法について説明します。
KACEは物理または仮想アプライアンスという形式で提供されます。必要なOS、ミドルウェア、アプリケーションは全て予め構成された形で提供され、お客様のサイトで実施する作業は、ネットワーク関連の設定のみとなります。以下のその手順を説明します。
下記の作業は設定する構成情報が決まっていれば10数分程度で終了します。KACE はアプライアンス形式の提供のため迅速なサーバの立ち上げが可能ですが、ソフトウェアベースのソリューションの場合は、OSのインストール→DBなど必要なミドルウェアのインストール→アプリケーションのインストールと別々に実施する必要があり、KACEと比較すると多くの時間が必要になります。
KACE SDA サーバの起動
物理アプライアンスの場合は、本体にキーボード・マウス・モニタを接続し、サーバの電源をONにします。仮想アプラアインスの場合は、弊社サポートサイトよりファイルをダウンロードし、仮想環境に展開してから電源をONにします。
電源をONにすると以下の画面が表示されます。
KACE SDA サーバの初期設定
この画面で、以下のログインID,パスワード(管理者ガイドに記載されています)を使用してログインし、初期設定を行います。
初回ログイン時のみ言語選択の画面が表示されますので、「English」を選択します。ここでの選択は、サーバのコマンドラインインターフェース上の言語を選択しています。この画面上で設定した項目の変更や、その他の管理作業は別途Web管理コンソール上で行いますが、そちらの言語設定は別途実施します。
以下の画面が表示されたら、各項目の設定を行い、画面最下部の「Save」を選択すると構成が保存され、サーバが再起動します。
再起動後に、ログイン画面が表示されたらKACE SDA サーバの初期設定は終了です。
要チェック!!
- KACE SDA サーバのネットワーク要件(使用するポート、アクセスする外部サイトなど)の詳細は以下に記載されています。(ログインが必要になります。サポートさいとへログインできない場合は弊社営業までお問い合わせください。)
K2000アプライアンスを機能させるために必要なネットワークポート (129799)