この記事は、US時間2023年12月21日にリリースされたSharePlexのモニタリングGUIの最新版であるSharePlex Manager 3.1の概要についてまとめてご説明させていただきます。
詳細については、下記リリースノートをご確認ください。
https://support.quest.com/ja-jp/technical-documents/shareplex-manager/3.1/release-notes
新バージョンの機能ポイントは、次の通りです。
- Foglight Serverのベースバージョンが6.x系に
新しいOSに対応するために、SharePlex ManagerのベースとなるFoglight Serverのバージョンに6.x系を使用しました。 - SharePlex 10.x / 11.1 / 11.2 / 11.3のネイティブサポート
従来は導入後にパッチをあてないと動作しませんでしたが、SharePlex10.x系およびSharePlex11.1以降にネイティブ対応しました。なお、11.0が含まれていないことに注意してください。11.0ご利用の場合には、最近の11.3までアップグレードすることをお勧めします。 - Windows Server 2019および2022のサポート
従来Windows系はWindows Server 2016までしかサポートしていませんでしたが、最新の2022までサポートしました。代わりに下限のWindows Serverのバージョンが2016になっています。 - RHEL8/Oracle Linux 8/CentOS 8系のサポート
従来はRHEL7までのサポートでしたが、Foglight Serverの基盤としてRHEL8系をご利用いただけるようになりました。 - SharePlex Manager 3.0は継続サポート
今日現在、SharePlex Manager 3.0のフルサポート終了期限は、Product Life Cycleの項目に掲載されていないため、まだご利用いただけます。ただ、必ず将来的にサポート終了は早く来るため、今後の導入についてはSharePlex Manager 3.1をご利用ください。 - 古いSharePlexのバージョン対応について
なお、SharePlex Manager 3.1はSharePlex 10.0未満のバージョンについては、サポートしていないため、それよりも古いバージョンの場合にはSharePlex Manager 3.0を使用する必要があります。しかし、SharePlex 9.xについては、既に通常のサポートは終了していますので、通常は問題となりません。
SharePlex ManagerはSharePlex製品本体をご購入のお客様は、すべて無償でご利用いただけます。
https://support.quest.com/ja-jp/shareplex-manager/
評価版サイトは用意されておりませんので、SharePlexのライセンス資産登録があるQuestアカウントでログインしたのちに、上記の製品サポートサイトよりバイナリをダウンロードの上ご利用ください。