〜信頼できるデータ・セキュアなアイデンティティ・AI対応のモダナイズを推進〜
2025年9月16日、米国オースティン発。
データ管理、サイバーセキュリティ、そしてプラットフォームの近代化をリードする Quest Software は、AI活用の成功を支えるための新たな企業戦略と、統合データ管理プラットフォームを発表しました。
この発表は、生成AI(GenAI)を中心としたデジタル変革が進むなかで、企業が直面する「データ品質」「セキュリティ」「インフラ刷新」の課題を包括的に解決することを目的としています。
AI時代におけるQuestの3つの重点領域
Questの新戦略は、AI導入を現実的に成功へ導くための3つの柱で構成されています。
1. 信頼できるAI対応データの提供
AIのパフォーマンスは、学習・推論に用いるデータの品質に大きく依存します。
Questの新しい erwin Data Management Platform は、信頼性・透明性の高いデータ基盤を実現するための統合プラットフォームです。
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データ品質、メタデータ、ガバナンス、モデリングを一元管理
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データサイロを解消し、再利用可能な「信頼データ製品」を構築
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信頼スコア付きデータプロダクトを 最大54%高速 で生成可能
これにより、企業や公共機関はデータの整合性を維持しながら、AIプロジェクトを効率的に推進できます。
2. アイデンティティを軸にしたサイバーセキュリティ強化
AI時代では、IDとアクセスが新たな攻撃対象となっています。
Questは、Active Directory(AD)やMicrosoft Entra IDを中心とした アイデンティティ脅威検知・対応(ITDR) ソリューションを拡充。
特に、生成AIを活用した Security Guardian Intelligence(SGI) により、
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専門知識がなくても脅威を理解・分析可能
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MITRE ATT&CKベースで攻撃の流れを可視化
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対応手順をAIが自動ガイド
といった機能を提供し、セキュリティチームの対応スピードを大幅に向上させます。
3. プラットフォームのモダナイズでAI基盤を整備
老朽化したIT環境やオンプレミスシステムのままでは、AI導入のスピードが制約されます。
QuestはMicrosoftとの20年以上の協業を活かし、**ID・ワークロード・デバイスの近代化(Modernization)**を安全かつ段階的に支援。
Questはまた、Microsoft 365 Migration分野での認定パートナーとしても実績があり、
「安全な移行」「継続的な運用改善」「AI時代に耐えるアーキテクチャ」への変革を後押ししています。