NetVault 13.1をリリースしました。
NetVault 13.0 Key New Features
・CDPワークフローと シンセティックフルバックアップによる VM 保護の向上 ※1※2
・VMのインスタントリストア機能による復旧時間の短縮 ※1※2
・M365の永久増分、シンセティックフルバックアップ ※1※3
・オブジェクトストレージへの直接バックアップをサポート
※1 同時にリリースされたQoreStor 7.1.2との連携機能になります。
※2 同時にリリースされたVMware Plugin13.1が必要です。
※3 同時にリリースされたM365 Plugin 13.2.5が必要です。
CDPワークフロー
従来のバックアップジョブとは異なるCDPバックアップジョブが追加されました。
CDPワークフローは、CDPに対応したプラグイン(※)とバックアップ先にQoreStorを組み合わせることにより、永久増分と合成フルバックアップ機能を提供します。
CDPワークフローでは増分と合成バックアップの間隔を指定するだけです。
(例:増分は4 時間ごと、合成フルは7日おきに 1 回)
(※)CDPワークフローは、NetVault 13.1 と同時にリリースしたVMware Plugin 13.1, M365 Plugin 13.2.5で使用可能です。
他のプラグインについては将来のリリースで順次対応予定です。
VMware Pluginの永久増分とシンセティックバックアップ
NetVault 13.1 と同時にリリースしたVMware Plugin 13.1とQoreStor7.1.2の組み合わせにより、VMware仮想マシンの永久増分と、合成フルバックアップができるようになりました。
VMware Plugin 13.1のCDPバックアップ先をQoreStor7.1.2にすると、QoreStor内で増分バックアップを合成してフルバックアップを保持します。
VMware Pluginのインスタントリストア
NetVault 13.1 と同時にリリースしたVMware Plugin 13.1とQoreStor7.1.2の組み合わせにより、VMware仮想マシンのインスタントリストアができるようになりました。
VMware Plugin 13.1で仮想マシンをQoreStor7.1.2にバックアップして、仮想マシンをリストアするときにインスタントリストアを指定すると、QoreStorで保持している仮想マシンフルイメージを、リストア先のESXiにNFSデータストアとしてマウントして仮想マシンをすぐに起動させることができます。
M365 Pluginの永久増分とシンセティックバックアップ
NetVault 13.1 と同時にリリースしたM365 Plugin 13.2.5とQoreStor7.1.2の組み合わせにより、M365の永久増分と、合成フルバックアップができるようになりました。
M365 Plugin 13.2.5のCDPバックアップ先をQoreStor7.1.2にすると、QoreStor内で増分バックアップを合成してフルバックアップを保持します。
フルバックアップジョブが不要となり、ネットワーク経由のデータ転送を減らして、スロットリング(調整、ブロック)を回避し、バックアップを高速化します。
オブジェクトストレージへのダイレクトバックアップ
NetVaultサーバからAzure Blob および S3 互換ストレージに直接バックアップできるようになりました。
あらゆるベンダーのクラウド ストレージ、またはオンプレミスの S3 互換ストレージで使用可能です。
重複排除機能はありません。
QoreStorは必要ありません。
お客様の利用可能な帯域幅とバックアップ要件により、NetVaultからダイレクト(重複排除無し)か、QoreStor 経由(重複排除あり)をご検討ください