前提:「SMAサーバの構成」「管理コンソールへのアクセス」「管理対象PCへのエージェントインストール」が終了していること
SMAで標準的に収集されるインベントリ項目で不足している場合、「カスタムインベントリルール」を使用して追加の収集を行うことができます。このではその方法について説明します。
カスタムインベントリルールは、もともと標準的な収集対象とならないソフトウェア(例えば社内独自開発のアプリケーションで、実行ファイルのみを特定フォルダに配置しているものなど)を識別するために用意された機能です。その後ルールで実行可能な内容が拡張されていますが、その設定は「ソフトウェア」部分で実施します。
管理コンソールの「ソフトウェア」へアクセスし、「アクションの選択」から「新規作成」を選択します。カスタムインベントルールの設定は画面の真ん中あたりにあります。「カスタムインベントリルール」の横に表示されている?をクリックすると、使用できるルールの一覧、使用例などが表示されます。
以下の画面の例では、特定のコマンドの実行結果をそのままインベントリデータとして収集するルールを設定しています。
このルールは、インベントリ収集が行われる際に実行されます。収集結果は各デバイスのインベントリデータの「カスタムインベントリフィールド」部分に表示されます。
ご注意!!