SMAサーバとエージェント間の通信設定(頻度および帯域制限)について説明します。
管理コンソールの「設定」→「プロビジョニング」→「通信設定」にアクセスします。
この画面では、サーバとエージェント間の通信設定を行うことができます。これらの設定のうち、通信の頻度と帯域制限について以下に説明します。
「エージェントインベントリ」「エージェント不要インベントリ」はインベントリ関連データの通信頻度を指定します。それぞれエージェントが導入されたPCからの収集頻度、エージェントレスでの収集対象のデバイスからの収集頻度となります。管理対象のデバイス側で、前回のインベントリデータのサーバへの登録から設定されたインターバル以上の時間が経過すると、インベントリデータの収集が行われ、サーバに登録されます。エージェントレスの場合は、指定した収集手法(SSH/Telnet, SNMP, WinRMなど)を使用して収集が行われます。
「カタログインベントリ」「メータリング」はソフトウェアカタログ関連の収集頻度となります。「カタログインベントリ」は、ソフトウェアインベントリ情報のうち、「ソフトウェアカタログ」に対してエージェントがデータを登録する頻度、「メータリング」は、カタログが提供する管理対象PCでのそのアプリケーションの使用実績を登録する頻度となります。メータリングのデータの収集については、別途メータリング機能を有効にする必要があります。
「スクリプト更新」は、SMAのスクリプト機能を使用する場合に、そのスクリプトの使用するファイル(バッチファイル、PowerShellやVBSのコードなど)をクライアント側にコピーする頻度です。
ご注意!!
- スクリプトをスケジュール実行する場合、例えばスクリプトの更新間隔が15分で、作成したスクリプトの実行スケジュールを5分後に設定した場合、5分後のタイミングではスクリプトで使用するファイルがクライアント側にコピーされていないため、このスクリプトは実行されません。
スクリプトの「今すぐ実行」を選択した場合は、使用するファイルのPCへのコピーも同時に行われますので、正常に稼働します)