>>インストール要件
QoreStor用サーバには4つのモードがあります。使用したいモードにあわせて必要なリソースを準備します
Large - 最高の容量とパフォーマンスを生み出すインストールモードです。Largeモードは、最大360 TBのバックエンド容量をサポートします。データボリュームとメタデータボリュームには高速のSSD、大容量キャッシュつきRAIDコントローラが必要になります。
Standard - 最大150TBのバックエンド容量をサポートします。ほとんどの環境に適したインストールモードです。
Small(Cloud Optimize) - クラウド環境で運用するための費用対効果を最大化するように設計された、フットプリントの小さいインストールモードです。
Demo - Demoモードは、初期評価または簡易テスト用のオプションです。デモモードは、ほとんどのワークステーションで実行されている仮想マシンに簡単にインストールできます。デモモードは、実稼働アプリケーションには適しておらず、ライセンスの拡張もできません。デモモードは最大100GBのバックエンド容量をサポートします。VTL機能は使用できません。
| Large Mode | Standard Mode | Cloud Optimized | Demo Mode | |
| 最大バックエンド容量 | 360TB | 150TB | 43TB | 100GB | 
| 最大コンテナ数 | 64 | 32 | 16 | |
| 最大VTL | 4 | 2 | 1 | |
| 最大ストリーム | 160 | 96 | 96 | |
| 最大接続-NAS | 64 | 32 | 16 | |
| 最大接続-OST | 256 | 128 | 32 | |
| 最大レプリケーション | 64 | 32 | 16 | |
| CPU cores | 32 | 4 | 4 | 4 | 
| RAM | 64GB | 24GB | 14GB | 6GB | 
| Storage Capacity  | 
レポジトリ用 500GB以上 メタデータ用 700GB以上 rootに 1GB以上の フリースペース  | 
レポジトリ用 500GB以上 メタデータ用 500GB以上 rootに 1GB以上の フリースペース  | 
レポジトリ用 500GB以上 メタデータ用 96GB以上 rootに 1GB以上の フリースペース  | 
レポジトリ用 50GB以上 メタデータ用 50GB以上 rootに 1GB以上の フリースペース  | 
| Storage要件 (※)  | 
 シーケンシャル  | 
シーケンシャル (v5)2000 IOPS (v6)450 IOPS ランダム (v5)850 IOPS (v6)450 IOPS 物理キャパシティ 最大150TB  | 
シーケンシャル (v5)2000 IOPS (v6) 450 IOPS ランダム (v5) 850 IOPS (v6) 450 IOPS 物理キャパシティ 最大43TB  | 
Demo Modeでは IOPSチェック無し 物理キャパシティ 最大100GB  | 
(※)QoreStorソフトウェアのインストール中に、IOPSチェックを行います。IOPSチェックをパスしなかった場合、インストールが成功しません。
各モードに必要なスペックのハードウェアをご用意ください。
(追記)v6.0でIOPSの要件が緩和されています。
(参考)インターオペイラビリティガイド
>>OSとして64ビットCentOS 7.3以降のインストール