QoreStor 7.0からRDAコンテナのレプリケーションをQoreStorのレプリケーション機能で実施することが可能です。
NetVaultのバックアップデバイスとしてQoreStorを使用する場合、NetVaultで使用する領域としてQoreStor側にRDAコンテナを作成して使用し、NetVault側でRDAデバイスとして構成します。
このRDAコンテナに保管されたバックアップデータをリモートサイトなどの別QoreStorサーバに複製する場合、QoreStor 6.xまでは、NetVaultの「Data Copy」または「Secondary Copy」機能を利用する必要がありました。この場合、レプリケーション先のQoreStorサーバもNetVaultのデバイスをして構成する必要があります。
QoreStor 7.0からレプリケーション先のQoreStorサーバをNetVaultに構成することなく、QoreStor側のレプリケーション機能でRDAコンテナ間のレプリケーションが可能になり、より柔軟なレプリケーション構成が可能になりました。
2020年12月