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NetVault BackupのVMware Pluginオプションは、VADP (vStorage APIs for Data Protection) を使ったバックアップにも、VCB (VMware Consolidated Backup)、非VCBのバックアップにも対応しており、ユーザが、複雑なスクリプトを作成することなく、NetVault BackupのGUIからVMware ESX環境のデータ保護を簡単に行うことを可能にします。VMware Pluginオプションを使用することで、個々のVMware ESXのデータ保護や、vCenter Serverの管理下の複数のVMware ESXのデータ保護が1台の管理コンソールから集中管理で行えます。また、仮想マシンのファイルを、イメージ単位またはファイル単位でリストアできることにより、ダウンタイムを最小限に抑えます。
VMware Plugin の主な機能
VMware Plugin v2.xを使用した場合の構成方法とライセンスのカウント方法 VMware Plugin v2.xを使用してVADPバックアップを行う場合、下記2つの構成方法があります。VMware Plugin v2.xの構成方法とライセンスのカウント方法の詳細につきましては、製品FAQ番号 NVP00056をご覧ください。
【構成方法 1】 VADPと連携して、複数台のVMware ESXのデータ保護を行う 【構成方法 2】 VADPと連携して、1台のVMware ESXのデータ保護を行う
VMware Plugin v1.xを使用した場合の構成方法とライセンスのカウント方法 VMware Plugin v1.xを使用してVCB/非VCB構成のバックアップを行う場合、下記3つの構成方法があります。VMware Plugin v1.xの構成方法とライセンスのカウント方法の詳細につきましては、製品FAQ番号 NVP00032をご覧ください。
【構成方法 1】 非VCB構成で、VMware ESXのデータ保護を行う VMware ESXコンソールからローカルに仮想マシンをバックアップ/リストア 【構成方法 2】 VCB構成で、VMware ESXのデータ保護を行う バックアップ時はVCB経由、リストア時はCOS (Console OS) ベース 【構成方法 3】 VCB構成で、VMware ESXのデータ保護を行う バックアップ時もリストア時もVCB経由 (COS Lessリストア)
VMware Pluginを使用しない従来のバックアップ方法 NetVault Backup 8.0以前では、VMware Pluginを使用せず、VMware ESX環境のデータ保護を行っていました。この従来のバックアップ方法には下記の2種類があり、NetVault Backup 8.1以降でも、これらのバックアップ手法をご使用いただくことが可能です。従来の手法の詳細は、製品FAQ番号 NVP00019をご覧ください。
従来のバックアップ手法(1): ゲストOS (=仮想マシン) にNVBクライアントをインストール 従来のバックアップ手法(2): VMware ESXコンソールにNVBクライアント for Linuxをインストール
VMware Pluginを使用する方法と、VMware Pluginを使用しない従来のVMware ESXバックアップ方法との違い VMware ESX上に構築したデータベースのオンライン・バックアップを行うなど、VMware ESXのVADP/VCB機能を利用したスナップショットでは対応できないシステム環境があります。そのような場合、VMware Pluginではなく、従来のバックアップ方法を選択していただく必要があります。詳細は、製品FAQ番号 NVP00036をご覧ください。
VMware PluginのGUI操作画面
イメージ・レベルのバックアップ (デフォルト) 各仮想マシンの状態がアイコンの色で表示されます (無色: 稼働中、黄色: サスペンド、赤: 停止中 など)。
イメージ・レベルの差分/増分バックアップ (CBT)
ファイル・レベルのバックアップ マウントするとファイル・レベルのバックアップが行えます (Windowsのみ)。
ファイル・レベルのバックアップ・オプション
転送モードの選択
イメージ・レベルのリストア リストア・ウインドウで、バックアップ・セットを選択するだけでリストアが行えます。
イメージ・レベルのリストア・オプション
イメージ・レベルのフル/増分/差分一括リストア(CBT) 最新の差分/増分バックアップを選択してリストアするだけで、必要なフルと差分/増分を自動的にまとめてリストア
ファイル・レベルのリストア
NetVault GUIでの仮想マシンの表示 各仮想マシンの状態がアイコンの色で表示されます (緑: 稼働中、黄色: サスペンド、赤: 停止中 など)。
イメージ・レベルのバックアップ (デフォルト) デフォルトではイメージ・レベルのバックアップです。
イメージ・レベルのリストア - COS Lessリストア (デフォルト) VCB Proxyサーバにリストア後、VMware Converterでリカバリします。
イメージ・レベルのリストア - COSベース・リストア "クライアント指定"でVMwareESXへリストアします。
イメージ・レベルのバックアップ 非VCB構成の場合は、イメージ・レベルのバックアップになります。
イメージ・レベルのリストア リストア・ウインドウで、バックアップ・セットを選択するだけでリストアが行えます。非VCB構成の場合は、イメージ・レベルのリストアになります。