(工事中)
MariaDBは、MySQLから派生したRDBです。
NetVaultでは、MySQL用のオンラインバックアップオプションとして、MySQL Pluginオプションを用意しており、MariaDBも、MySQL Pluginでバックアップ可能です。
なお、MariaDBはMySQLと互換性がありますが、バックアップ機能については別の進化をしています。
MySQLでは、mysqldumpとMEB(MySQL Enterprise Backup)という機能を内蔵していますが、
MariaDBでは、MEBではなく、mariabackupという機能を内蔵しています。
NetVault MySQL Plugin バージョン13.2から、mariabackupを利用してMariaDBの増分バックアップが可能になりました。
MySQL PluginでMariaDBのバックアップを設定する手順
MariaDBがインストールされているDBサーバにNetVaultクライアント13.xとMySQL Plugin13.2をインストールします。
NetVaultのWEB管理GUIで、バックアップジョブ作成を選択して、MySQL Pluginをクリックして、データベースの登録をします。
注意:MySQL Pluginの設定画面が文字化けする場合は、言語設定をEnglishにします。
インスタンス名に、MariaDBセットアップ時のインスタンスのサービス名を設定します
Server Editionは、プルダウンメニューから、MariaDB Server MariaDB-Backupを選択します。
ユーザ名、パスワードを入力し、
MariaDBのインストールパスを入力します。(上の画面はWindows版のMariaDB 10.1の場合です)
画面をスクロールします
ポイント:mariaDB-backup Pathにmariabackup.exeのパスを入力します
OKをクリックします
スキーマが表示されます。
バックアップ対象のDBにチェックをいれて、セット名に任意の名前を入れて、保存をクリックします。
ジョブ作成画面に戻ったら、プラグインオプションをクリックします
まず、フルバックアップをチェックして、フルバックアップのジョブを作成します。
ポイント:MySQL Plugin では、フルバックアップのジョブと増分バックアップのジョブの2つを作成し、それぞれの実行スケジュールを設定します。
例えば、フルバックアップジョブは、1週間に1度、週末に実行します。増分バックアップジョブは、数時間おきに実行します
注意:必ず、増分バックアップジョブの実行前に、フルバックアップジョブを実行してください。