Oracle Plug-inの設定

Oracleデータベースサーバに、NetVaultクライアントとOracle プラグインをインストールしたあと、バックアップジョブの作成画面から、プラグインの初期設定を行います。

※以下はRMANベースのバックアップ方法の設定例になります。

（１）	プラグインのインストール＞＞プラグインのインストール（共通）を参照
（２）	バックアップジョブの作成画面でセレクションの＋新規作成をクリック
（３）	一覧からOracle Plug-inをインストールしたクライアントをドリルダウンし、 Plug-in for Oracleをクリックし、クリックメニューからAdd Database を選択
（４）	Oracleデータベースを追加するウインドウでOracleに接続するための情報を入力します

オラクル・データベースを追加する

タブ	設定項目　(太字は必須)	入力例	備考
Oracleインスタンス詳細	Oracle SID	orcl
	Oracle　ホーム	/u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1
	Oracle SYSDBA ユーザ	sys
	Oracle SYSDBA パスワード	XXXXXXX
	Oracleソフトウェアの所有者	oracle	Linux/UNIXの場合
	Oracleソフトウェアグループ	oinstall	Linux/UNIXの場合
	NLS_LANG
	パラメータファイルパス	/u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1/dbs/spfile.ora	自動ディスカバリで自動入力可能
RMANの詳細	制御ファイルの自動バックアップを使用する
	SPFILEのバックアップにRMAN コマンドを使用
	RMANベースのバックアップ用カタログを使用		リカバリカタログ使用時
	カタログインスタンス名		リカバリカタログ使用時
	カタログの所有者		リカバリカタログ使用時
	カタログのパスワード		リカバリカタログ使用時
	CLI Backup/ Autobackup Advanced Options Set
	CLI Backup/ Autobackup Target Set		事後設定も可能。 configureに設定でも可
	CLI Database Name(Optional)
ユーザ管理の詳細	ーーーー割愛ーーーー	ーーーー割愛ーーーー	RMANでは不要のため割愛
外部設定	Oracleネットワーク設定ディレクトリ、またはファイル・パス	/u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1/network/admin
	Oracleパスワード・ディレクトリ、またはファイル・パス	/u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1/dbs/
OS認証の詳細	Windows管理者のユーザー名	Administrator	Windowsの場合
	パスワード	XXXXXXX	Windowsの場合
	Windowsドメイン		Windowsの場合

（５）	警告：制御保存ファイルがありません、アーカイブ・ログのディレクトリがありませんという警告が出ますが、これはユーザ管理タブの設定をしていない場合に出力されますので、無視してかまいません。その他の警告が出た場合はメッセージを確認して対処します。
（６）	適切な設定により、NetVault Oracle Plug-inが、Oracleデータベースインスタンスに接続し、バックアップセレクションで、データベースをドリルダウンし、アイテムを選択できるようになります
	[Point!]Oracle Plug-inジョブ用のターゲットストレージと詳細設定のセット名を保存したら、そのセット名を AUTOBACKUP用の設定にも記入します。 ※AUTOBACKUP用のターゲットセットを設定しておかないと、AUTOBACKUPが自動実行された場合に、バックアップ先メディア待ち状態になってしまいジョブが終了できなくなります。
	一覧からOracle Plug-inをインストールしたクライアントをドリルダウンし、 Plug-in for Oracleをクリックし、クリックメニューからConfigure を選択

Plug-in for Oracle

	設定項目　（太字は必須）	入力例	備考
Plug-in for Oracle	Use Oracle Password File Authentication	チェック
	Flash Recovery Area Enabled	チェック
	Oracle SYSDBA User Name	sys
	NLS_LANG
	Incomplete backup of ALL items selected
	Use Catalog for RMAN Based Backups		リカバリカタログ使用時
	Catalog Instance Name		リカバリカタログ使用時
	Catalog Owner		リカバリカタログ使用時
	User Managed Raw Devices Blocking Factor (KB)	4
	NetVault: Backup Server		NetVaultサーバマシン名
	Do Restore from NetVault Backup Server		NetVaultサーバマシン名
	Restore Backup taken from NetVault Backup Client		NetVaultクライアントマシン名
	CLI Backup/Autobackup Advanced Options Set
	CLI Backup/Autobackup Target Set
	Slave Connection Timeout: (minutes - 0 = Never)	0
	Generate Script Default Directory
	Generate Sbt Trace to Oracle Dump Directory
	CLI will not check NetVault Backup Server Name
	Preferred Phase for Restores (0 = default)	0
	Maximum Number of Objects in Contents Courtesy List (x100 - 0 = all)	50

(追記)
[Windows環境でOracleをご利用時の注意点]
以下のナレッジベースの対処方法1を実施してください

Windows環境でOracle 12cをご利用時の注意点 (4037345)

[対処方法1] WindowsのAdministratorsグループにOracle Homeユーザーを追加します。

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