NetVault製品情報FAQ | ||||
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NetVaultを使ったNAS装置の各種バックアップ方法と、それぞれで可能になるバックアップ範囲は下記のようになります。 NetVault Clientとしてバックアップする場合:NetVault Client Module NetVault Clientモジュールをインストールして通常のWindows 2003/2008/XP Professional/Vista/7をバックアップする場合、ファイル以外にOSのシステム設定などもバックアップすることができますので、ACL(アクセス制御リスト)も完全にバックアップすることが可能です。同様にWindows Storage Server 2003/2008ベースのNASであれば同じ様に、NetVault Clientモジュールをインストールしてバックアップすることにより、ACLも完全にバックアップすることが可能です。 NDMPプロトコルを利用してバックアップする場合:NDMP Plugin NDMPをサポートしているNASであれば、NDMPのプロトコルを利用してバックアップすることにより、ACLのバックアップが可能になります。NetVaultでは、NetApp、EMC他用のNDMPプラグインを提供しています。 UNIXでNFSマウントしてバックアップする場合:File System Plugin NetVault標準のFile Systemプラグインのバックアップ・オプションから"NFSマウントによるバックアップ"を選択することにより、バックアップの選択内容に含まれているNFSマウントをバックアップ対象とすることができます。バックアップ範囲はNetVaultに依存するのではなく、OSが認識できるNFSの仕様に依存します。 WindowsベースのOSでネットワーク・シェア・バックアップ (NSB) 機能を使用してバックアップする場合:File System Plugin (NetVault 7.4.5以降) WindowsベースのNASであれば、NetVault標準のFile Systemプラグインから"ネットワーク・シェア"を選択することにより、ネットワーク共有ドライブまたはディレクトリに設定されているNAS上のデータにアクセスしてバックアップすることができます。この場合、NAS側にNetVaultクライアントがインストールされていなくてもNASのバックアップが行えます。 Active Directoryのバックアップ/リストア処理は環境/構成等により様々です。そのため実際のバックアップ/リストアのシーケンシャルは全てActive Directoryの仕様に依存します。また、NetVaultをご利用頂くことにより、バックアップや復旧作業が異なることは基本的にありません。 |
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更新日:2012/1/24
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