NetVault Tips #063

今回のTips!では、VaultOSの最新版、バージョン5.1の操作／設定方法についてご紹介します。VaultOS v5.1では、 GPTパーティションのバックアップ／リストア機能、NIC設定時のMACアドレス表示機能、ethtoolの追加などの機能強化が行われています。

VaultDR Offlineの操作の全体の流れをつかむには、2006年08月号 VaultDR Offlineオプションを使ってみようをご覧ください。この2006年08月号に掲載の操作手順 Step 4を、下記操作手順で置き換えると、VaultOS v5.1での操作方法になります。また、2006年08月号で使用しているプラグインのバージョンは、下記最新バージョンに読み換えてください。

• VaultOS v5.1： vaultos_x86_v5.1.2.iso
• VaultDR Server Plugin v2.4： drc-2-4-1-17.npk

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1. [C側] VaultDR対象マシンで稼動しているOSをシャットダウンします。
   
   
2. [C側] CD-ROMドライブに、VaultOS 5.1 CDを挿入し、マシンの電源を投入します。
   
   
3. [C側] "boot: "というプロンプトが表示さるので、Enterキーを押してブート処理を継続させます。
   
   
4. [C側] "Setup Networking"画面が表示されます。"Yes"を選択します (この画面が表示されない場合は、必要なドライバがロードされていない可能性があります)。
   
   
5. [C側] "Network Configuration"画面が表示されます。現在のNICの設定状況が表示されます。VaultOSで使用するNIC (ここではeth0) を矢印キーでハイライトさせ、さらにTabキーで"Edit"を選択し、Enterキーを押します。(NICが1つしかないシステムの場合は、単にそれを構成するかどうかを聞かれます。)
   
   
6. [C側] "Network Configuration for ethX"画面が表示されます。"Enable IPv4 support"にチェックを入れ、"OK"を選択します。
   
   
7. [C側] "IPv4 Configuration for ethX"画面が表示されます。"Manual address configuration"にチェックを入れ、IPアドレス/Netmaskに適切な値を入れます。その後、"OK"を選択します。
   
   
8. [C側] "Network Configuration"画面に戻り、構成が有効になっていることが確認できます。インターフェース名、IPアドレスが正しいことを確認し、"OK"を選択します。(VaultDRで使用するNICのみを構成します。他のVaultDRで使用しないNICは"UNCONFIGURED"のままにします。)
   
   
9. [C側] "Miscellaneous Network Settings"画面が表示されます。GatewayのIPアドレスを入力してください。DNS関連のエントリはなにも入力しないで下さい。"OK"を選択して下さい。
   
   
10. [C側] Primary DNSの情報を入力していないため、その旨の警告が表示されます。問題はありませんので、"Continue"を選択します。
    
    
11. [C側] "Network Interfaces"画面が表示されます。設定した情報が正しいことを確認し、"OK"を選択します。
    
    
12. [C側] サーバからの操作待ちの状態になります。
    
    

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