セレクション・セットを使ってみよう! |
NetVault Backup (NVBU) のバックアップ・ジョブをGUIで作成する際に、各タブの設定を保存することが可能です。それを"セット"と呼びます。セットを使用すると、同じようなジョブを複数作成時に、 セットを再利用することでジョブの作成の効率を上げたり、間違いを少なくすることができます。また、CLIコマンドであるnvsetcreateコマンドでセットを作成することも可能です。 特に、バックアップ対象の定義を保存した物を"バックアップ・セレクション・セット"と呼びます。一般的に、差分バックアップや増分バックアップを実施するジョブを作成する際には、"バックアップ・セレクション・セット"を作成してジョブを定義します。また、バックアップ・セレクション・セットはDataCopyプラグインやConsolidate Incremental Backupプラグインの対象としても使用されます。このようにすると、そのバックアップ・セレクション・セットを使用した直近の保存セット(バックアップ・データ)がその処理の対象となります。 本Tipsでは、この"バックアップ・セレクション・セット"を使って、File Systemプラグインでバックアップする際の差分バックアップ・ジョブを作成する手順をご紹介します。
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