NetVaultクライアント側でのData Copyの実行 - NetVault 7.4新機能 (4) |
NetVaultでは、NetVaultサーバまたはクライアントに接続されているバックアップ・デバイスが2台以上ある場合、Data Copy機能を使用してそのデバイス間でバックアップ・データのコピーを作成することが可能です。例えば、物理テープ装置間だけでなく、仮想テープ・ライブラリと物理テープ装置間でもデータのコピーを作成することができます。 バックアップ・デバイスがNetVaultサーバ側ではなく、NetVaultクライアント側に接続されている場合、NetVault 7.4より前のバージョンでは、Data CopyプラグインはNetVaultサーバ上でしか動作することができなかったため、データ・コピーの際、NetVaultクライアントから一旦NetVaultサーバを経由し、再度クライアントに戻るようなデータ処理方法となっていました 【図1】。 NetVault 7.4からは、クライアント上でもData Copyプラグインの動作を行うことが可能となったため、NetVaultサーバを介することなく効率の良いデータ処理が実現できるようになりました 【図2】。
本Tipsでは、上記【図2】に示すNetVaultクライアント側でのData Copy機能の使用方法について解説します。
尚、バックアップ画面でNetVaultクライアントをダブルクリックすると、Data Copyプラグインが表示されますが、こちらからは、Data Copyは実行できません。ダブルクリックすると、下記のようなエラー・メッセージが表示されます。 Data Copyプラグインの設定は、NetVaultサーバ側に登録されたData Copyプラグインで行う必要がありますのでご注意ください。 |
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