近年、社内の情報セキュリティ強化のため、バックアップ・ソフトの使用を監査し、そのログを保持したい、というニーズがあります。
NetVault Backup (NVBU) では内部に監査ログを用意し、レポート機能から参照することができます。また、NetVault Databaseのバックアップを行うたびに監査ログのバックアップも自動的に行われます。しかしながら、バックアップされたログはバイナリ形式のため、ログをリストア後、レポート機能により、再度参照処理を行うといういくつかの手順が必要になります。そこで、本Tips!では、CLIコマンドのnvreportと、プレ/ポスト・スクリプト機能を併用して、監査ログをテキスト形式でローカル・ディレクトリに出力し、バックアップする方法をご紹介します。
尚、本Tips!でご紹介するスクリプトは、あくまでサンプルであり、動作の保証をするものではありません。あくまでユーザー様の責任に於いてご使用ください。弊社によるサポートはございません。
@ECHO OFF CD "C:\Program Files\Quest Software\NetVault Backup\tmp" SET DT=%DATE% SET TM=%TIME% SET AUDITLOG=audit%DT:~-10,4%%DT:~-5,2%%DT:~-2,2%-%TM:~-11,2%%TM:~-8,2%%TM:~-5,2%.txt "C:\Program Files\Quest Software\NetVault Backup\util\nvreport" -templatefile "C:\Program Files\Quest Software\NetVault Backup\reports\templates\auditclidefault" > %AUDITLOG% echo %cd%\%AUDITLOG%>include.txt start /min /wait cmd /c chcp 932 & (set /p x=""<nul & cmd /u /c type include.txt ) > include.lst ping -n 30 localhost
#!/bin/sh cd /usr/netvault/tmp AUDITLOG=`pwd`/audit`date +%F-%H%M%S`.txt /usr/netvault/util/nvreport -templatefile /usr/netvault/reports/templates/auditclidefault > $AUDITLOG echo $AUDITLOG > include.lst sleep 30
【ご参考URL】cmd.exeとchcp.comだけで、文字コード(Unicode、UTF-8、UTF-7、JIS、EUC-JP、SJIS)を変換する!http://scripting.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/cmdexeunicodeut.html
< バックナンバー・トップへ戻る